年末年始は、暴飲暴食、アルコールの過剰摂取と肝臓に負担をかける日々が続きます。
そんなときには、アーティチョークがおすすめです。
アーティチョク キク科 和名:チョウセンアザミ 使用部位:つぼみと葉部と根部
        有効成分:苦味質(シナリン) フラボノイド(スコリモサイド)
             イヌリン 酵素
       
        作用:肝臓、胆のうの修復および機能亢進とそれに伴う強壮
        適応:ストレスやアルコールの過剰摂取による肝臓へのダメージ
           血中コレステロール、トリグリセリド(中性脂肪)等の上昇
           動脈硬化などの諸症状
強肝作用のあるハーブとしてダンディライオンもいいですよ
ダンディライオン キク科 和名:セイヨウタンポポ 使用部位:根部
         有効成分:苦味質(タラキサシン) イヌリン 配糖体 コリン
              ビタミン カリウムなどのミネラル
     
         作用:肝臓、胆のうの修復及び機能亢進とそれに伴う強壮 利尿 緩下
         適応:肝機能低下にともなう皮膚炎などのアレルギー症状 虚弱体質
            およびリウマチ体質 便秘 妊産婦の滋養強壮および催乳
両方とも苦味の強いハーブなので苦くて飲めないときはハチミツで甘みをつけて飲みましょう。
食べすぎ、消化不良にはペパーミントがいいですよ
ペパーミント シソ科 和名:西洋ハッカ 使用部位:葉部 
       有効成分:精油(メントール メントン) フラボノイド カロチノイド 
            アズレン
       作用:胃腸の機能調整 中枢神経(脳)の機能亢進 鎮痙
       適応:消化不良 食べすぎ 食欲不振 胸やけ 心身の疲労
          注意力散漫 眠気 偏頭痛 過敏成長症候群 つわり
      モーニングティーや油っこい食事の後に飲むといいですね。
以上おすすめでした。
摂取の仕方はハーブティーで。(煎じてもいいですが)
栽培して保存してある方はごくわずかだと思うので、その他の方は市販のハーブティーを。
根を使用する場合は、乳鉢ですりつぶし、成分が出やすいようにしましょう。
また、お湯を入れてからの抽出時間は、葉は3~5分で根は5~10分と、根は硬いので
長めにおきます。
忙しいとは思いますが、ほっと一息つく時間も忘れずに。
もちろん、風邪予防にエキナセアも欠かせません。