昨日、富山国際会議場で 第2回「富山やくぜん」研修会が行われ
参加してきました。
1部は「薬膳について」
   講師:富山大学和漢医薬学総合研究所教授・薬学博士 
      小松 かつ子氏
2部は「富山やくぜんについて」
   講師:食育研究会いただきます!代表・医学博士
      澤井 保子氏
富山市の広報に募集記事が載っていて、参加料無料でお話が聞けると
いうことで行ってみました。
富山市商工労働部薬業物産課というところに富山やくぜん認定委員会事務局
というのがあるそうです。
これは「富山やくぜん」というブランドを立ち上げ、くすりのまち富山の
イメージアップと観光客の誘致を目的としてつくられているようです。
そして、その「富山やくぜん」について定義し、認定基準を定めたり、
周知・普及事業を行う「富山やくぜん普及推進会議」というのがあって、
  座長:鏡森定信 富山大学名誉教授、
  学識経験者、薬業、商工業、旅行業、ホテル、旅館業、まちづくり関係者、
  薬膳実践経験者の計11名で構成されているそうです。
今回は「富山やくぜん」とはいわゆる「薬膳」ではないとうということ、「薬膳」
に関する基礎的な知識、富山やくぜんの「説明と表示」について学ぶ研修会でした。
「富山やくぜん」のホームページがありますので、詳しく知りたい方はそちらへ。
何か今やっている仕事にちょっとでも役立てばと思い参加した研修会。
さわりだけではありますが、漢方や薬膳について知ることができて、とても
良かったと感じました。
それから気を付けなくてはいけないのが「薬事法」と「景品表示法」。
「富山やくぜん」はあくまで「食」であって「医薬品」ではないということで
効能効果を表示説明したり、医薬品的な効能効果を標榜してはいけないということ
ですが、これはハーブの販売のときにも同様のことがいえます。
ハーブの苗やハーブティの販売の表示には気をつけなくては。
休園中に雑貨販売の表示について見直そう。
昨日、たまたまNPO法人メディカルハーブ協会の会報誌が届き、ハーブについても
考える時間がありました。
毎回特集されるハーブがあり、かなり深く詳細に解説されていて、今回はウコンでした。
ウコンは肝機能を高める、過剰摂取は消化器官障害を起こすことがある、ウコンが
肝臓病の患者の症状を悪化させたという報道は、害はウコンそのものではなく、ウコン配合
健康食品に含まれる鉄によるものである等々。よく知らずして語るべからず。
この会報を読む度に、無知を知り、安易な説明はしてはいけないと反省してます。
まぁ、あまり深入りしないか、深く学ぶか…。
それでも学ぶことっておもしろい。
変に偏らず、いろんな角度から学ぶことが大事かと…。
本業は苗作りですから。

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