先日りんごを購入した高波さんのお母さんから、だいぶ前に
さつまいも(紅あずまと紫サツマイモ)をいただいていました。
8本ほど頂いて、まだ紅あずまの方を1本しか食べておらず、そのまま置いてあった
のですが、りんごを買いに行ったときに、「紫の芋、食べられました?」
と聞かれて、その存在をようやく思い出しました。「すみません。まだ
です。」と謝って、家に帰りさっそく、パウンドケーキに入れました。
「リンゴとサツマイモも合いますよ」と教えていただき、両方入れた
ケーキを作りました。
ブルーベリーのケーキを作ったときに思ったのですが、ポリフェノールを
含んだ物でケーキを作るとき、重曹やベーキングパウダーを入れると緑や
青に変色したので、今回もそうなりそうな気がしたので、入れませんでした。
しかし、混ぜる前の芋の色が鮮やかな赤紫色だったのに対し、焼き上がり後の
芋の色は少しあせて青白っぽくなりました。
何故なんだろうと思い、少し調べてみると、卵の白身のphが高くて、
アントシアニン色素と反応し、変色するのだそうです。
白身を入れずにパウンドケーキを作るには…。
この辺の化学変化はケーキ職人さんには常識なのかもしれませんが、
まだまだ勉強しなくてはいけないことだらけです。
ちなみに紫サツマイモの加工品について書いてあるページが
ありましたので貼っておきます。
紫サツマイモの開発と加工品への展開
ただふかしただけの芋の色はこちらです。
そんなに変わらないかな。
これぐらいの変色は許容範囲かも。
ところで、私がいただいたのは「パープルスイートロード」と
言う品種でした。
「パープルスイートロード」とは一体どんな品種なのか
というのはこちらをご覧下さい。→パープルスイートロード
紫サツマイモのケーキやお菓子が出回るようになって結構経ちますが
ようやく関心をもって調べ始めました。
ずいぶん前に食べた紫色の芋は味が無くあまりおいしいとは言えませんでした。
それは加工用に栽培されていて、ポリフェノールが体にいいという理由で広
まった頃に食べた物だと思います。
今回、ふかしただけのパープルスイートロードを食べてみて、このままでも
まあまあ食べれる、といった感想を持ちました。
でも一緒にふかした紅アズマと比べるとネ…。
機能性食品はその機能をちゃんと理解しないと食べてもらえない。。。
子供には理解不能で、「キモイ」と言われ、食べてもらえませんでした。
ブルーベリーなら食べるのにね。
問題は甘みかなぁ。
食べるのに工夫が必要な食品であることは間違いない。
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