昨日の夕方5時過ぎに、仕事を終え私は家に、主人は畑周辺を草刈機をかけていたところ、
主人が突然、「ちっちゃい野うさぎおった!ほら!」と野うさぎの子供を手に包み込むように
持って玄関に入って来た。
「うわー、可愛い! 家で飼おうか?どうしよう?!」
子供が大喜び。私も、どうしよう?飼おうか?、でも親が近くにいるんじゃない?
連れてきて大丈夫?といろんなことを頭の中で想像していたら、
「草刈機かけとったら、隠れとった。もうすこしで気づかずに殺してしまうとこだった。」
と主人もちょっと動揺気味。
ラベンダー畑の端に、一列だけ、オレガノとキャットミントが植えてある畝があります。
そこは畝の周りがここ数日の気温で雑草が伸び、わさわさとした感じになっていました。
その茂みに隠れていたようです。
とりあえず、大きめのダンボール箱に子うさぎを入れ、私と子供はそれを観察。
主人はまた草刈に。
するとまたすぐに、「またおった!」ともう一匹手に持って走ってきた。
「あぶない、あぶない。」
これで箱に2匹。ウサギだから、2羽か。
でもどうやって飼っていいかわからないから、ファミリーパークに電話をかけて聞いてみた。
すると、野うさぎは飼われることに慣れないそうで、飛んだり走ったりして、壁などに激突
し、死んでしまうそうです。授乳中の子ウサギのようで、ミルクを与えることはとても難しく
育てることは難しいということでした。きっと親ウサギは子ウサギを草むらに隠し、自分は
えさを探しに行って、また、授乳しに戻ってくるはず。だから返してあげるのがよい、とのこと。
でも、一度人間が触って匂いがついてしまった子ウサギは、親が警戒して、子ウサギを育てる
ことをやめるかもしれないので、戻したときに、周りの草などを体に擦り付けて、人間の
匂いを消すようにしてあげて、とのアドバイスでした。
そうか、残念だけど、もうちょっとだけ見てからもとの場所へ戻そう。
主人はまた草刈に、と思ったらすぐにもう一羽発見。合計3羽。
「もうかわいそうだから、草はそのままにしておいたら。」
そういうことになり、主人は草刈が思うようにできず、不完全燃焼。
野うさぎが飼えると思ったのに、それもできず残念。
でも可愛い野うさぎのためなので、仕方が無い。
しかし初めて見た。本物の野うさぎ。
しかもこんな近くに。
ここは安全なのかな?
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オレガノのなかに埋めて隠してやりました。
こんなんでいいのかな?
猫とか、ハクビシンに襲われたりしないのだろうか?
今朝同じ所をみてみたら、もういませんでした。
無事、親が連れて行ってくれたのだと思います。
また遊びに来てくれるといいなぁと思います。
本当に、ピーターラビットの絵本に出てくるウサギのよう。
面白い出来事でした。