今日はジャーマンカモミールを求めて来られたお客様が
立て続けに2組。
「寝る前に飲むといいって聞いて。」と言っておられました。
何かテレビででもやっていたのでしょうか?
ジャーマンカモミールは丸く黄色い筒状花と白いたくさんの舌状花を持つキク科の植物です。
4~6月ごろに可憐な花を咲かせます。
その独特の甘い香りや味わい、有効性から世界で最も親しまれている人気
のあるハーブです。
日本には江戸時代にヨーロッパから渡ってきて、カミツレという名前で知られて
います。
ピーターラビットのママが一日の終わりにピーターを眠りに誘うため、
カモミールのハーブティーを飲ませるというお話にあるように、メディカル
ハーブのなかで心に安らかさをもたらすハーブとして第一にあげられるハーブです。
ジャーマンカモミールの効能は、その鎮静作用から心身をリラックスさせるハーブ
として、不眠やイライラの解消などに活用されいています。
消炎作用や鎮痙作用、胃腸の不調や喉の痛み、生理痛、更年期などの女性の不調
季節の変わり目の敏感肌への外用など多くの場面で活躍します。
ハーブティーの入れ方は
ティースプーン山盛り1杯(3g)熱湯200mlをティーポットに入れ5~10分おいた後
濾して飲みます。
1日に3~4回食後か食間に飲みます
フレッシュハーブが採れる時期には是非、無農薬で野生状態で逞しく生えているような
カモミールの花を摘みハーブティを楽しんでみてください。
より優れた芳香と味を楽しむ事ができます。
またカモミールのミルクティも胃腸にやさしくおいしい味になりますのでやってみて下さい。
牛乳200cc ジャーマンカモミール3g
ミルクパンに牛乳とカモミールを入れ弱火で加熱し、沸騰直前で火を止める。
カップに茶漉しでこしながら注ぐ。
ハチミツで甘みを加えてもよいです。
ふんわりと優しい気持ちになる飲み物です。
カモミール2
秋に咲いてたジャーマンカモミール
今は葉っぱだけです。
苗が出るのは3月終わりごろになると思います。